Archive / 6月, 2014

Casa de la tía vendedora. (生地売りのおばさん宅)

朝の10時に、隣町 San Juan(サンファン)の

メルカド(市場)で…

 

パナハッチェルで会った、ウィプル売りのおばさんと

簡単な口約束を交わし(多分)、

何て書いてあるか分からないメモを頼りに

ピックアップハイエースで向かうと、

既におばさんは待っていてくれる。

早…

 

いったい、何時からここに居たのだろう?

と考える暇無く、細道をすたすた歩いて行く。

急いでカメラを回しながら向かったおばさん宅は

高台の上にある、立派なお家だった!

ウィプル市場でのあのダレた

小汚い様子からは想像出来ない(失礼)。

 

早速、編みたての生地達が庭に乾かされていた。

わざとらしいな〜…と思っていたら、

編む前の、束になった糸を編み機に掛けていき

手順を丁寧に説明してくれた。

少し疑っていた自分が申し訳ない。

娘さん達も編んだり、縫ったりと手伝っているそうだ。

とても明るく、愉快な工房で逆に?羨ましく思った。

 

最近は天気が少し読める様になって来た。

大きい雲が出始めた頃、

そろそろだなと思い帰ろうと周りを見ると

家族総出のビッグパーティーに。

 

お礼を良い数枚買い物して、村へ戻った。

 

 

Los Huipiles de Panajachel.

ボート(ランチャー)に乗り

30分ちょいの所にあるパナハッチェルと言う町では、

週に火曜と金曜の二回ウィプルマーケット(新品、中古)

を開催している。

ツーリスト用の綺麗なお店だとQ400~500位する物も(1Q=¥13)

古着になればQ100ちょいまで値切れます。

しっかし、商品の扱いが適当…

伝統なんかクソくらえ〜状態。

下に引いてご飯食べながらの接客や、

布団や、枕代わりに使っている人も。

それでも最初の言い値はバカ高いんだから、

一個買うのも一苦労…

個人的には

大判でコットン素材の織物(新品)に目を付け

一回目の交渉で呆れて(Q700日本円で一万位)、

近くのお店でビール飲んでまた交渉すれば良いかな?

と思ってた生地が

欧米人バイヤー風のおっさんに取られてしまった。

少しがっかりした振りしていると隣のおばーちゃんが、

家にいっぱいあるから明日見せてくれると言い

何処に泊まってるのかと聞いて来る。

たんまり生地持って来られても…と思い

翌日隣町のおばちゃん宅へお邪魔する事になった。

そちらは次回!

見辛いけど、行きのランチャーの動画では

前に座ったイギリス人の帽子のマジックテープ部分に

マリファナの枝が付きっぱなし。

捕まる前に教えて上げましたよ!

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チチカステナンゴの物。裏地の糸始末通り全て手刺繍…

完成まで半年位掛かりそう?Q130¥1700くらい

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早口過ぎて町の名前は聞き取れず…

全て織り柄のみで割と最近の物かな??Q120¥1500ちょい〜

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Taguchi LAB

日本を発つ前にどうしても覗いてみたかった

新木場にあるTaguchi LAB(仮称)へ。

大きなwarehouseに沢山のスピーカー達、

贅沢な時間を過ごさせて頂いた。

音に酔い、ビールに酔い

気づけば各地でサポートしていると言う

植樹祭の話まで聞かせてもらった。

自分の考えを貫く皆さんの姿勢にもの凄く影響されました。

ありがとうございました!

帰国した際には、一緒に屋久島行きましょう!!

 

San Juan La Laguna(サン・ファン・ラ・ラグーナ) 

昨夜から降り続く雨の影響で、

宿周りの土で出来た道は川の様になり、

動物のうんこもすっかり綺麗になっている事でしょう。

 

…って、そんな道歩きたく無いので籠もりっきり。

食料の調達には出ないとな〜

 

昨日出掛けたサン・ファンの様子を早速。

オーガニックな染色が有名らしく数件あるウィプル屋さんも

ガイド付きの欧米人で賑わっています。

実際に鍋でぐつぐつと糸を染めている所や

編んでる所も見れます。

個人的には、

町中に描かれたグラフティーに目が行き撮影してみた。

アメリカからの古着の中に紛れていた

OBEYのTシャツもそんな影響からなのかと思い聞いてみたが

全く関係無かった…

ツーリストプライスでぼられたけど¥520

ダルフール紛争へ向けてのグラフィックだろう…

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Ataúd artesano de la casa de enfrente.(お向かいの棺桶職人)

サンペドロに来てから目覚ましを使わなくなった。

なぜなら、

毎朝向かいの簡易工場から、

様々な作業ミュージックが流れて来るからである。

 

その日はいつも通りに目が覚め、

外を見るとボロボロの工場には

シルバーに光る大きな箱が出来ていた。

お父さん(師匠)と、息子がそれを囲んで話し込んでいる。

 

息子のヘンショウは明るく何時も話しかけてくれる。

スペイン語が話せない自分を見かねてかもしれないが…

「ヒローシー!カモーン!!」

的な事を手招きされながら言われ

カメラを持って何時も上から眺めていた工場に向かう。

隣の庭から、ニワトリ小屋を越える。

トタン屋根の中に入ると、

シルバーに光る大きな箱が棺桶である事が分かった。

 

作業していた二人は手を休め、

早口のスペイン語で細かな所まで説明してくれる。

そんな優しさに答えようと、

こちらも何時も以上に耳を大きく広げ、聞き取った。

 

ヘンショウは作業行程を話している。

自分が聞き取れたのは、

これまで3ヶ月ぐらい掛かっていて、

太陽が出た日に、

ニスやらペンキやらを繰り返して塗って

今の状態になった事。

そして、HONDAのTシャツを来たお父さんは、

日本の素材や技術をえらい褒めていた。

 

更にヘンショウの早口は続いて、

作業台に転がっていた「BOSCH」のインパクトを手に持ち、

日本のmakitaは幾ら位するのか聞いて来た。

詳しくないが大まかに計算しても、

3ヶ月掛けて一生懸命に作り上げた目の前の棺桶と

日本のmakita一台は同じ金額…

少し申し訳なく思ってしまう…

 

良い事を思い付いた!

丁度旅に出る前に、

makita製品についての話を友人達としていて

ある国ではインパクト自体を

「makita」と呼ぶと教えてもらっていた。

そんな誇らしげなメイドインジャパンのTシャツを

友人が探してくれて、餞別にもらっていたのだ!

ユウスケ君ありがとう!

そしてこの餞別、

日本の裏側、グアテマラの棺桶職人に繋げるぜ!!

 

この後、

一生懸命に作られたシルバーに光る棺桶は

町の納品場まで持って行かれた…