なにより、この映像を監修しているのは、静岡の「自民党県議」だということが、隣国との摩擦や震災などの要因で、今の首脳陣がエネルギー戦略に対して、どれだけ一方的な暴走をしているか表している。静岡の川勝知事は浜岡原発の「住民投票ありきの再稼働」をほぼ公約に、自民支持候補を破って去年七月に静岡知事へ再選をした。右も左も関係ない。原子力がないと雇用が出せないぐらい地場の産業が無くなったらおしまいだ。
幸い静岡はたくさんの地場産品がある。TAMIYAやYAMAHAに代表される「静岡内の世界的企業」が独自のエネルギー戦略を作って、中部電力に頼らない複合発電のモデルケースを見せてくれると、いきなり世界に誇れる都市となれる気がするのは自分だけだろうか。
企業と県民の選択によっては、十分にあり得る未来だ。