歯の治療を終え、
サマイパタの温暖で温厚な
アンビエントから酔いを冷まし、
再びラパスへ。
外の気温と共に気が締まる。
何処もそうだとは思うが、
都会は歩く早さから喋る早さまで全て速い気がする…
ここでのファイナルイベント
ラパス近く(2時間)にある6000mを超える
雪山に登ろうと言う事になった。
日本では想像も出来ない位の高さにチャレンジとあって、
ツアーに申し込み、防寒具、
ピッケルにアイゼンのチェックを終えた三人は
一ヶ月間を振り返るかのごとく
取りあえずビールで乾杯!(何に??)
次の日に向けて想像を膨らませた。
二泊三日の行程は、
初日、ラパスから車で行けるベースキャンプへ移動&
ピッケルやアイゼンの練習がてらアイスクライミング体験。
二日目、ベースキャンプから5130mのキャンプ場まで移動。
三日目、深夜0:00位から準備し
トップへ向けてファイナルアタック!
と言う感じであった。
最初にラパスで旅行代理店を探っていた時点で
頂上付近は雪が降っており、
他のツーリストも
トップまで行けたと言う話はほぼ皆無であった。
それでも、自分達は何かに押されるかの様に
チャレンジしにいった。
結果、
家等夫婦だけ、
ファイナルアタック開始一時間で下山…
と言う結果に。
他の仲間は頂上付近まで限りなく近づけたそうだ。
祝福して上げたい気持ちよりも
自分に腹が立ってしょうがなかった。
何の努力もしていないのだから
当たり前の結果では有るのだが…
初日からギアーに喫煙禁止令を受けていたが
それも無視。
ただただ、自分が通用しなかった…
それに尽きる。
明日に、多くは望まない。
でも、
この失敗よりはせめて一歩上に行ける様になれればいいな。
涙。